金糸雀「今夜はお鍋にするかしら」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1246359185/
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 19:53:05.38 ID:xmdvAoY9O
- 紅「いいわね。手軽で美味しいし何より風情があるわ」
雛「ヒナ知ってるの。お鍋は大人数で食べるとおいしいの」
紅「確かに私たちだけと言うのは少し寂しいかもしれないわ」
翠「心配いらねーです、こんなこともあろうかと今日は蒼星石も呼んでるです」
紅「あら、あなたなかなか気が利くじゃない翠星石」
雛「ねぇ、せっかくだから他のみんなも一緒がいいの」
翠「そうですね。んじゃあ翠星石が誘いに行ってきてやるですよ」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 19:56:21.18 ID:xmdvAoY9O
- 紅「一口にお鍋と言っても色々な種類があるのよね」
金「あるアンケートでは日本人の9割が『好き』と回答するこの国の伝統的な料理かしら」
金「すき焼き、もつ鍋、しゃぶしゃぶ、水炊きに雪見鍋……」
金「代表的なものだけでもその種類は100を軽く越えてるわ」
雛「ふぇえ、そんなにあるとどれがいいか迷っちゃうの……」 - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:00:11.10 ID:xmdvAoY9O
- 金「とりあえず今日は寄せ鍋でいいんじゃないかしら」
雛「よせなべ?それってどういうお料理なの?」
金「特に決まった形はないかしら。あるものを何でも入れて煮込むのよ」
翠「いいですねぇ、確か冷蔵庫に野菜とかけっこーあったです」
紅「ご飯も炊飯器にたくさん入ってるわ。これなら人数が増えても大丈夫ね」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:03:52.75 ID:xmdvAoY9O
- 翠「そうと決まったらとっとと出かける支度をするですよ」
金「カナも一度戻って食材を確保してくるかしら」
雛「うぃ〜?今からでお夕飯に間に合うの?」
金「大丈夫よ。鏡を通っていけばすぐかしら」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:06:10.08 ID:xmdvAoY9O
- 紅「ふふ、皆で食卓を囲むなんていつ以来だったかしら」
翠「ですです。何だか楽しみになったきたですよ」
紅「雛苺、私も翠星石と行くからお留守番をお願いね」
雛「わかったの。お台所のお片付けでもしながら待ってるの」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:12:06.69 ID:xmdvAoY9O
- 銀「貰っちゃった、貰っちゃった」
銀「めぐからお中元貰っちゃったぁ」
銀「あの子こういうとこ律儀よねぇ。若いのによくできてるわ」
銀「何かしら何かしら?中身は一体何かしら?」
銀「……思わす金糸雀のモノマネしちゃうくらい嬉しいわ」
銀「全然似てない?そんなことどうだっていいのよぅ♪」
銀「それじゃさっそっくだけど封を開けてみようかしら」ビリビリ…… - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:17:43.94 ID:xmdvAoY9O
- 銀「ふぅん、随分立派な箱じゃない」
銀「わざわざクール便を使うくらいだしこれは大物の予感だわ」
銀「……すごいわ!生ハム詰め合わせギフトよぉ」
銀「こんな高級食材662370時間と37分ぶりだわぁ!」
紅「水銀燈。あなたも今夜はウチで食べていきなさい」
銀「し、真紅?あなたいつの間にそこにいたの!?」
紅「あら、いいものを持ってるわね。ついでにそれもお鍋に入れてあげるわ」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:21:15.61 ID:gxiriAZHO
- 生ハムを鍋に入れるなんてとんでもない
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:24:04.85 ID:xmdvAoY9O
- 銀「いっ、嫌よ!生ハムは加熱すると普通のハムになるのよぉ!?」
翠「別にいいじゃねーですか。私はハムも好きですよ?」
銀「翠星石!?何であなたまで……!」
紅「ハムやソーセージって意外とお鍋に合うのよね」
翠「まぁ大概何入れたってうめーですぅ」
銀「この貧乏舌!私はそのまま食べたいの!」
翠「ごちゃごちゃうるせーです。とにかくこいつは没収です」
紅「返してほしかったら今夜私の家まで来るのだわ」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:32:03.66 ID:xmdvAoY9O
- 紅「思わぬところで良い食材が手に入ったわ」
翠「そうですね。さっそく戻って晩ご飯にするですよ」
紅「まだよ。あなた誰か忘れてない?」
翠「あ、そういえばアイツを誘ってなかったです」
紅「せっかくnのフィールドを通るのだからついでに寄っていきましょう」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:38:40.52 ID:xmdvAoY9O
- 雪「お気持ちは大変ありがたいですが……」
翠「何か予定でもあったです?」
雪「いえ。実体のない私には皆さんと一緒に食事をすることができないのです」
紅「うっかりしていたわね、ごめんなさい雪華綺晶」
雪「お気になさらないで。私もちょうど今エアお鍋を楽しんでいたところです」
紅「エ、『エアお鍋』……?」
雪「ええ。よければお姉さま方もご一緒に……」
雪「あ、そこのお肉早く食べないと煮えすぎてしまいます」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:39:46.69 ID:oBSrFIdxO
- 空鍋wwwwwwwwwwww
- 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:43:00.94 ID:xmdvAoY9O
- 雪「ぐつぐつ……やっぱりお肉は国産に限ります」
雪「いけない、お話している間に少し固くなってしまいました」
雪「はふっ、はふっ。美味しい、それでも十分にいけますね」
雪「お葱、白菜、春菊……お野菜もバランスよく摂らないと……」
雪「椎茸を入れたのは誰ですか?私は苦手だと言っておいたのに」
雪「うふ、うふふ……」
紅「…………」
翠「や、やめるですぅ。謝るから虚しいことしてるんじゃねーですぅ……」 - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:51:34.92 ID:xmdvAoY9O
- 雪「からっぽの器……」
雪「素敵なお鍋……」
雪「私のお鍋……」
雪「うふ、うふふ……」 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 20:53:02.85 ID:xmdvAoY9O
- 紅「……結局小一時間ほどパントマイムを見せられたわ」
翠「何だかわからねーけど精神的にかなり削られた感じです」
紅「…………」
翠「…………」
紅「そろそろ帰りましょうか翠星石」
翠「そうですね。ここでこうしてても虚しさが押し寄せるばかりです」 - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:00:47.48 ID:iz0Naj9H0
- なんとなく雪華綺晶は蟹好きなイメージ
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:00:18.07 ID:xmdvAoY9O
- 蒼「こんばんはー」
翠「おぅ、来たですね。待ってたですよ蒼星石」
蒼「今日はお招きいただいてありがとう。少しだけど僕も食材を持ってきたよ」
翠「すげーです。こんな高そうなお肉はじめてです」
蒼「ふふ、皆で食事をすると言ったらマスターが奮発してくれたんだ」
雛「ふおお、何だかテンションが上がるのよ」 - 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:05:51.07 ID:xmdvAoY9O
- 金「お待たせしたかしら。カナもいくつか持ってきたかしら」
紅「ひらたけ、柿の木茸、山状茸……?何か見なれないものが多いわね」
金「キノコはおダシもよく出るしお鍋に欠かせないものかしら」
蒼「最近はスーパーでも結構色んな種類を置いてるね」
紅「これだけあるとかなり豪勢なものになりそうだわ」
翠「それじゃあ材料も揃ったところでお鍋パーティーの開始ですぅ!」 - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:08:03.02 ID:xmdvAoY9O
- 銀「煮えてる、煮えてるわ。私の生ハムがグツグツに煮えてるわぁ……」
翠「おめーもいい加減しつこいですね」
紅「何事も諦めが肝心よ」
銀「くっ、こうなったら食べて食べて食べまくってやるわ!」 - 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:15:25.42 ID:xmdvAoY9O
- 翠「さて、スープはこれくらいでいいですね」
紅「それじゃあ具材の用意をしましょうか」
雛「いい匂い……ヒナはもう待ちきれない気持ちなの」
蒼「そうだね、これは出来上がりが楽しみだ」
金「…………」
翠「何ですぅチビカナ。おめー何を怖い顔してるです?」 - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:23:33.65 ID:xmdvAoY9O

紅「なっ、何よ。いきなり大きな声を出さないで!」
金「ぎろっ!」
紅「ヒィィ!?」
翠「お、お前一体どうしちまったです?」
金「……がなってない」
紅「えっ?」
金「おダシの取り方がなってない!女将を呼んでくるかしらッ!」
紅「お、落ち着いて金糸雀。ここにはそういう人はいないわよ……」- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:24:50.56 ID:RH6P3WYb0
- 支援

- 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:26:53.37 ID:HMd3CIvaO
- 雄山にカナのヘッドドレスさせるとか反則だろwwwwwwwww
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:39:54.21 ID:xmdvAoY9O
- 金「これでは……こんなことではせっかくのお鍋が台無しかしら……!」
金「フーッ、フーッ、フーッ……」
翠「な、何をそんなに興奮することがあるですか……」
雛「(カナ怖い……何だか別人みたいなの)」
紅「(変ね、あの子こんなに押しが強かった?)」
蒼「(鍋料理には特に強いこだわりを持つ人が多いんだ)」
蒼「(『鍋奉行』と言って普段穏やかな人でも性格が一変することもあるらしい)」
翠「(何ともはた迷惑な話ですぅ)」 - 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:45:48.68 ID:xmdvAoY9O
- 金「いいかしら?お鍋のダシと言うのはあんなにぐつぐつと煮込むものではないかしら。
もし時間に余裕があるならお水から昆布をつけておくのがいいかしら。最低30分、
できれば一時間以上つけたものを火にかける。注意するべきは決して煮立てないことね。
旨味と一緒に雑味まで抽出することになるかしら。しばらく置いたら昆布を取り出して
今度は鰹節の出番かしら。昆布だけでも十分おダシは取れるのだけど鰹と合わせることで
複雑な旨味を引き出すことができるかしら。少しお水を差して温度を下げた後
向こうが透けて見えるほど薄く削った鰹節を投入する。魚臭さを避けるためにここでも
沸騰は厳禁、さっと潜らせたら手早く濾し取るのがコツかしら。
これが一番ダシ、お鍋だけでなくあらゆる和食に応用が利くから覚えて損はないかしら。
更に鰹や昆布を入れて濃厚なダシをとると言う手もあるけれど素材の味を活かすなら
あえて一番ダシのみを使用するといいかしら。二番ダシはお味噌やお醤油で比較的濃く
味付ける場合に適しているからおダシが味に負けないようしっかり取ることになるかしら。
一度取り出した昆布、鰹に新しい鰹節を足してお湯を煮立てくどくどくど……。
あ、ちなみにお鍋にお魚を入れる場合鰹ダシは避けるといいかしら。魚の味が
二つ重なることによってお互いの持ち味をくどくどくど……」
紅「(マズいわね。誰も訊いてないことを得々と語りはじめたわ)」
翠「(うぜーです。お前どこの美食倶楽部です)」
雛「(でも下手に逆らうとまた怒られるかもしれないの)」
銀「(どうでもいいけど早く食べさせてほしいわぁ……)」 - 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:47:10.71 ID:/YFBAM5PO
- カナ、説明長すぎ
- 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:51:48.92 ID:3+vFjofjO
- 長えw
- 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:51:22.81 ID:xmdvAoY9O
- 金「だから食事に招ばれるのは嫌なんだッ!人を招んでおいてこんなものを食わせるとは!」
翠「いや、おめーがやろうって言い出したんじゃねーですか……」
金「あなたたちには任せてはおけないわ。この場はカナが仕切らせてもらうかしら!」 - 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 21:54:45.01 ID:xmdvAoY9O
- 金「ハイ真紅、そこでお豆腐を投入よ!」
紅「わ、わかったわ」
金「タイミングが遅い!翠星石、あなたはは春菊を用意して!」
翠「そ、そんな大声出さなくても聞こえるです……」
金「口答えする暇があったら早く持ってくるかしら!」
翠「わかったですぅ、すぐに持ってくるですぅ!」
金「ヒナ、あなたはこれでアクを掬いなさい」
雛「は、はいなの……これ結構難しいの……」
金「手つきが甘いかしら、そんなことで美味しいお鍋になると思ってるの!」
雛「ふゆぅ、ごめんなさい……」
金「水銀燈!」
銀「は、はいっ……!」
金「…………」
銀「ちょ、ちょっとぉ!私にも何か言ってよぉ!」 - 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:00:58.84 ID:xmdvAoY9O
- 金「できたわ。これで完成なのかしら」
雛「うゆ〜、もうお腹ペコペコなの〜……」
蒼「それじゃあ冷めないうちにいただこうか」
紅「そうね。雛苺、お椀によそって頂戴」
雛「うぃ〜……」
翠「はぁ、何かもう食べる前から疲れたです……」 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:05:38.66 ID:xmdvAoY9O
- 紅「あら、でもこれ本当に美味しいわ」
蒼「そうだね。すごくよくできてるよ」
翠「はぐはぐ……苦労した甲斐があったですぅ」
銀「ちょっとぉ、私の分がなくなるじゃないのよぅ」
雛「水銀燈、お鍋は早い者勝ちなのよー」
金「…………」

- 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:07:12.39 ID:3+vFjofjO
- 結局それかよw
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:07:40.35 ID:CMTmzg+H0
- このカナリアは限度を知らない
- 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:12:41.31 ID:xmdvAoY9O
- 翠「何ですぅ?こんなに美味しいじゃないですか」
紅「そうよ。あなた何を言ってるの金糸雀?」
金「一週間待つかしら。カナが本物のお鍋を食べさせてあげるかしら」
銀「もうできてるんだからそんなに待てるわけないじゃない……」

金「こんなものを美味しいと思っているなんて可哀想な人達なのかしら」
翠「……お前その顔で喋るのはやめるですぅ」
蒼「…………」 - 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:15:03.80 ID:3+vFjofjO
- どこ見てんだよw目線w
- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:15:45.91 ID:xmdvAoY9O
- 紅「(こんなことしてる間によそった分が冷めてしまうのだわ)」
翠「(でも妙に迫力があって逆らえる雰囲気じゃねーですよ)」
雛「(何かもう食欲がなくなってきちゃったの……)」
銀「(そもそも私何で無理やりつれてこられた上にお説教までされているのかしら)」
蒼「…………」
蒼「ねぇ金糸雀。少し僕の話を聞いてもらいたいんだけど」 - 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:20:33.44 ID:xmdvAoY9O
- 金「何かしら?まだカナのお話は終わったわけじゃないかしら」
蒼「ごめんね。時間はとらせないから少しだけ付き合ってほしいんだ」
金「……仕方がないかしら。あなた何をしようと言うかしら」
蒼「そうだね。それじゃこういうのはどうだろう?」
金「……?」
蒼「金糸雀。『あ〜ん』してくれる?」 - 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:23:51.70 ID:xmdvAoY9O
- 金「な、なに?いきなり何かしら蒼星石?」
蒼「いいから、『あ〜ん』して?」
金「…………」
蒼「……(じ〜っ)」
金「そ、蒼星石。無言で見つめるのは止すかしら……///」
蒼「いいから早く、せっかくのお肉が冷めちゃうよ?」
金「わ、わかったかしら」
金「あ〜ん……」
蒼「はい、どうぞ。召し上がれ」
金「ぱくっ……もぐ、もぐ、もぐ……」 - 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:25:53.43 ID:xmdvAoY9O
- 蒼「どう?お味は?」
金「え、あの……とっても美味しかったかしら///」
蒼「でもこれ、さっき食べたのと同じ鍋だよ?」
金「それは、だって……気持ちの問題と言うか……」
金「やっぱりこういうことって雰囲気とかも大事だし………」
金「……!」
蒼「どうやら僕の言いたいことがわかってもらえたみたいだね」 - 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:30:56.38 ID:xmdvAoY9O
- 金「あの、ごめんなさい。カナは……」
紅「…………」
翠「…………」
雛「(おろおろ……)」
蒼「(まいったな、これ以上のことは僕も……)」
雛「(わたわた……)」
金「グスッ……本当に、ごべんなさ……」
紅「金糸雀」
金「ビクッ……」
紅「もういいわ。早く席に戻りなさい」
金「えっ……?」
紅「あなたもわかったでしょう?食事は楽しい雰囲気で取るものよ」
翠「辛気臭い顔してんじゃねーですよ」
翠「ほれ、翠星石がよそってやるから温かいうちに食べるです」 - 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:34:38.46 ID:/YFBAM5PO
- 友情って素晴らしい
- 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:35:35.71 ID:xmdvAoY9O
- 銀「金糸雀、あなた箸が進んでいないようだけど?」
金「そ、そんなことはないかしら」
銀「しょうがないわね。お肉分けてあげるからもっとしっかり食べなさい」
金「え?でもそれは水銀燈の……」
銀「隣でそんな顔されてると私まで食欲がなくなるの。いいから早く取り……」
雛「うわーい、水銀燈太っ腹なのー」ヒョイパク
銀「あ、こら。誰もあなたにまであげるなんて……」
紅「さすが長女ね。人間が、いえ人形ができてるわ」ヒョイパク、ヒョイパク
銀「あなたたちぃ、今さりげなく私の悪口まで言ったわねぇ!?」
金「ぷふっ……クスクス……」
銀「……なによぅ!?」
金「ご、ごめんなさい。おかしくて、つい……」 - 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:40:48.75 ID:xmdvAoY9O
- 翠「……ときに我が妹蒼星石?」
蒼「な、なに?どうしたの?」
翠「さっきのアレ、ちょっと翠星石にもするですよ」
蒼「さっきの?何のことだっけ」
翠「だからアレですよ。おめーが今チビカナにやったあれ」
蒼「……?」
翠「とぼけるんじゃねーすぅ、あの『あ〜ん』てやつを翠星石にもやるですよ!」 - 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:49:22.37 ID:xmdvAoY9O
- 蒼「えぇ?だってあれは……」
翠「い、いいからするですよ!姉の言うことが聞けねーですか?」
蒼「……仕方ないね。それじゃあ『あ〜ん』」
翠「あ〜ん、ですぅ!」
蒼「どうぞ。召し上がれ」
翠「ぱくっ。もぐ、もぐ、もぐ……」
蒼「いかがですか、お姉様?」
翠「でりーしゃすですぅ。ついでに蒼星石と間接キッスですぅ!」
蒼「今のはどちらかと言うと金糸雀と間接キスなんじゃ……」
翠「〜〜〜〜ッ!!」 - 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:55:41.15 ID:xmdvAoY9O
- 銀「待ちなさい真紅、あなただけは許せないわ!」
紅「ちょっと、食事中に走り回るなんてマナー違反だわ」
雛「あ、カナ。ちょっといい?」
金「?……何かしら?」
雛「ほっぺにごはん粒がついてるの。取ってあげるからこっち向いて?」
金「え?そ、そんなの自分でできるかしら……」
翠「ププッ……どっちが姉だか妹だかわかんねーですよおチビたち?」 - 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:59:10.32 ID:xmdvAoY9O
- 雛「ふゆぅ、ごちそうさまなのー」
紅「それじゃあ後片付けをしましょうか」
蒼「待って。まだ大事なものが残ってるよ」
翠「大事なものって何ですぅ?」
銀「デザートでも出してくれるのぉ?」
蒼「そうじゃないよ。すぐに用意するから少し時間をもらえるかな」
金「……!」
金「あの。蒼星石……」
蒼「なぁに?」
金「えっと……カナにも手伝わせてもらってもいいかしら?」
蒼「もちろんだよ。それじゃあ一緒に作ろうか、金糸雀」 - 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:05:20.13 ID:xmdvAoY9O
- 翠「ハフハフ……こいつはたまらんです」
雛「お腹いっぱいだけどこれならいくらでも入るのよ」
紅「お粥もこうやって食べるといいものね」
蒼「お粥とは少し違うかな。これはおじやって言うんだよ」
銀「本当、美味しいわねぇ……見た目はゲ○みたいなのに」
紅「ぶっ!」
翠「ぶふっ!」 - 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:07:15.77 ID:m6qVuFYD0
- こら銀www
- 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:11:31.78 ID:xmdvAoY9O
- 翠「ふざっ……お前人が食ってるときに何てこと言うですか!」
金「ひどいかしら。顔にかかったかしら……」
雛「ヒナなんてもろに直撃を受けたのよ……」
紅「わ、私のせいじゃないわ。今のはどう考えても水銀燈が悪いわよ」
銀「あはは、ごめんなさぁい。めぐの口癖が伝染ちゃったわぁ……」
銀「ほらぁ、私がよそってあげるから気を取り直して食べましょうよぉ」 - 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:18:57.70 ID:xmdvAoY9O
- 銀「蒼星石、あなたももっと食べてよぉ」
蒼「いやまぁ食べるけどね……」
翠「これ真紅、お前ちょっと取りすぎじゃねーですか?」
紅「あなたこそその山盛りは何なのよ?」
雛「金糸雀、おじやの早食いで勝負なの」
金「望むところかしら。負けないのかしら」
薔「おいしい……お肉と野菜の味がスープに溶け出している……」 - 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:21:24.22 ID:HMd3CIvaO
- おい一人増えてるぞ
- 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:25:01.91 ID:xmdvAoY9O
- 紅「ふぅ、もうお腹いっぱいよ」
蒼「お鍋が空っぽだよ。今日はみんなよく食べたね」
薔「ごちそうさま……結構な御点前でした……」
蒼「…………」
金「…………」
雛「…………」
銀「…………」

金糸雀「今夜はお鍋にするかしら」 〜fin〜 - 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:25:37.25 ID:/YFBAM5PO
- なんか増えてる
- 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:32:22.06 ID:/YFBAM5PO
- お疲れ様
明日の晩御飯は鍋で決まりだな - 142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:32:49.30 ID:HMd3CIvaO
- まさかのですぅノート
乙
真紅「料理勝負……?」山岡「この紅茶は出来損ないだ。飲めないよ」
真紅「ねぇジュン、紅茶より美味しいものってあるのかしら。」
カパッ
「1.4カラットの……結婚指輪……」
「奇跡が起こる」><関係ないAAに洋楽タイトルをつけるスレ原子心母がCDのジャケットネタということにようやく気づいた新しいAA出来たよー (公 )ナムナム新しいAA出来たよー (公 ) [2] /i\
[1] ./\ / ..i. \
./7ヽ \