真紅「料理勝負……?」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240493258/
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:27:38.17 ID:qgYIrctgO
- 紅「どうして私がそんなことをしなければいけないのかしら?」
翠「今日はのりが合宿で留守しにますからね、夕食は皆で手分けして作るです」
翠「ただ普通に作っても面白くないから何か賞品でも賭けて対決形式で作りませんか?」
紅「はぁ?そんなのやりたければあなた一人でやればいいでしょう?私はこれからくんくんのDVDを……」
J「面白そうじゃないか……その話、僕も乗った!」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:30:57.57 ID:qgYIrctgO
- 紅「何を言っているのJUM?第一あなた料理なんてできないじゃないの」
J「もちろんそうだ。だが料理で勝負するなら審査する人間がいるだろう?」
J「賞品も僕が出してやるからお前と翠星石、蒼星石、雛苺の四人で……」
紅「勝手に話を進めないで頂戴」
?「あなたたちちょーっと待つかしらー!」 - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:37:28.63 ID:qgYIrctgO
- 金「そのお話、カナも混ぜてほしいかしらー!」
翠「資金はあるですよ。のりが食費として多めに置いていきましたからね」
J「これだけあれば材料買う分には困らないな」
紅「私はそのお金でピザでも取って食べたいのだわ」
雛「何のお話?ヒナにも聞かせてほしいのー」
蒼「どうかしたのかい?翠星石」
翠「チビ苺に蒼星石、ちょうど今二人を呼びに行こうと思ってたところです」
翠「実はですね、かくかくしかじかで……」
蒼「……まるまるうまうまというわけだね」
金「今日ものっけからガン無視かしら」 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:44:53.60 ID:qgYIrctgO
- 翠「で、賞品って何を出してくれるですかJUM?」
J「ああ、実はこういう機会に使おうと思って最近手に入れておいたものがあるんだ」
紅「それは……くんくん変身セット!?」
雛「うゆ?それって真紅はもう持ってるんじゃなかったの?」
紅「よく見なさい、配色がオリジナルのくんくんと違うでしょう?」
翠「言われてみればそうですね。何ですかこれ?」
紅「これは……番組特製抽プレ限定5名様の激レア品、くんくん変身セット2PカラーVer.よ!!」
J「まさか当たるとは思ってなかった」
ドールズ「これは……絶対勝って手に入れるしかない(のだわ)(ですぅ)(なのー)(かしら)!」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:51:35.50 ID:qgYIrctgO
- J「審査は僕がやるとしてお前達今ちょうど4人だし2対2のチーム対抗でいこうと思う」
金「4人……?4人って誰と誰のことかしら?」
紅「ちょっと待ってJUM、賞品は一つしかないのにチーム戦というのは不味いのだわ」
翠「そうですよ、勝ったチーム内でどっちが取るか揉めるに決まってるです」
J「ところがここに同じものがもう一つある」
蒼「まさか……限定5セットのうち2セットまでがJUMくんのところに届くなんて」
J「正直僕も驚いてる」
雛「一生分の運を確実に使い果たしたの」
?「あぁら、何か面白そうなことになってるじゃないのぉ?」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 22:58:09.00 ID:qgYIrctgO
- J「チーム分けはお前達に任せるよ、適当に分かれてくれ」
翠「トーゼン翠星石は蒼星石と組むですぅ!」
蒼「僕もがんばるよ翠星石」
J「まぁそうだろうな、それにしても料理対決でこのふたりってのは強そうだ」
雛「ヒナは金糸雀と一緒にやるのー!」
金「もうハブられなければ何でもいいかしら」
J「チーム仲はよさそうだが……お前達二人で本当に大丈夫か?」
紅「ちょ、ちょっと待ちなさいあなたたち!」
銀「これじゃあ私が真紅と組むことになるじゃないの!」
J「仕方ないだろう?もうお前らしか残ってないんだから」
紅「こんなジャンk……クフードしか食べてなさそうなのと組んで勝てるわけがないのだわ」
銀「私は毎日自炊してるわよ、あなたこそ料理なんて全然できないじゃないの」
紅「……それを言われると辛いのだわ」
銀「身の程をわきまえたようね、まぁ私が優勝したら特別に賞品を分けてあげてもいいのよぅ?」
紅「くっ……(ここはくんくんのために耐えるしかないのだわ)」 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:05:41.51 ID:qgYIrctgO
- J「夕食までには時間があるからこれから買い物に行っても十分間に合うだろ」
J「材料費を受け取ったらスタートだ。何を作るかは各チームの自由とする」
翠「JUMは買い物に付いてきてくれないんですか?」
J「え?いや、僕は……」
雛「翠星石、真性のヒキコモリに夕方のスーパーは酷なのよ」
翠「本当に役に立たない人間ですぅ」
J「お前ら誰が審査するか忘れたわけじゃないだろうな?」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:09:41.36 ID:paHv4k7Q0
\ │/
─ ○─
/ | \
∧_∧ 喫煙者のいない食事、プライスレス!
( ´・ω・`) ___ __
 ̄Y ̄ U U ̄ ̄ ̄L o」 ̄[_ | ̄ ̄Y ̄
|| U~U |__| [_| ||
|| ゚ °° ||
|| 。 ゚ .||
|| ゚ ゚ ||
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:11:48.09 ID:qgYIrctgO
- 買い物終了――――
J「先に試食の順番を決めるからチームごとにくじを引いてくれ」
クジクジ……
雛「ヒナたちがいちばーん!なのー!」
銀「私たちは二番目?どうせなら一番がよかったわねぇ」
蒼「JUMくんは小食だから最後というのは不利かもしれないね」
翠「関係ねーですよ、どんな順番でも翠星石たちが勝つに決まってるです」
試食順 金・雛チーム→銀・紅チーム→翠・蒼チーム - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:18:13.02 ID:qgYIrctgO
- 水銀燈・真紅チーム――――
銀「さてと……仕込みは大体終わったわね」
紅「意外に手際がいいのね、驚いたわ」
銀「伊達に長年野外生活はしてないわぁ」
紅「私も何か手伝うわ、このままじゃ全くの役立たずみたいじゃない」
銀「しょうがないわねぇ……それじゃあ敵情視察でもしてらっしゃい」
紅「それは重要な役目なのだわ」
銀「たいして役には立たないと思うけど勝手につまみ食いでもされるよりはマシよねぇ、邪魔だからさっさと行きなさぁい」
紅「(くんくんを手に入れるまでの辛抱なのだわ……)」 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:31:55.74 ID:qgYIrctgO
- 金糸雀・雛苺チーム――――
雛「あ、真紅なのー」
紅「あなたたち調理中にしては物が少ないわね。買い物もほとんどしてなかったようだけど」
雛「ヒナは苺とゆで小豆を買ったのよー」
金「カナは卵を買ってきたかしら」
紅「それだけ?結構材料費が出たはずだけど」
雛「あとは全部うにゅーなのー」モグモグ
金「それは着服というものかしら」
雛「ヒナは難しい日本語わからないのよ」モグモグ
紅「それでちゃんとしたものが作れるの?一応私たちの夕食も兼ねているのだけど」
雛「ヒナは主食になる炊き込みご飯を作るのよ」
紅「……この材料では嫌な予感しかしないのだわ」
金「カナは……」
紅「あなたはもうわかったわ、黄色のくせにカレーの一つも作れないなんてとんだ期待はずれなのだわ」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:32:28.87 ID:/GPpiMWL0
- 料理は勝負だ
カカカーッ!! - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:34:33.94 ID:gFSQhddM0
- 真紅は人のことを言えn・・・
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:38:41.72 ID:qgYIrctgO
- 翠星石・蒼星石チーム――――
蒼「まだかい翠星石?そろそろ調理に取りかからないと……」
翠「待つのも重要な工程です、時間いっぱいまでねばるです」
蒼「わかった。僕は僕の分の作業を進めておくよ」
翠「おぅ、使える妹を持つと助かるです」
紅「ちょっといいかしらふたりとも」
翠「真紅、おめー何しにきたですか」
紅「何ってあなたたちがどんなものを作っているか参考にしようかと……」
翠「おめーに見せてやるものは何もねーです、これは勝負だということを忘れたんですか!?」
紅「ちょっと見るくらいいいじゃないの」
翠「ダメです!さっさと行かないと三枚におろしてやるですよ!」
紅「危ないから包丁を向けないで頂戴。わかったわ、退散するのだわ」
紅「(結局水銀燈の言うとおりたいしたことはできなかったのだわ……)」 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:41:44.59 ID:qgYIrctgO
- 審査一組目 金糸雀・雛苺チーム――――
J「よし、時間だ。これから順番に試食するぞ」
雛「最初はヒナと金糸雀なのー」
金「さっそく料理を運んでくるかしら」
紅「うっぷ、この甘ったるい匂いは何なのだわ……!?」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:48:02.62 ID:qgYIrctgO
- 雛「ヒナたちの料理はうにゅー風炊き込みご飯なのー」
紅「何なのこれ?ご飯に卵焼きと苺がのっているわ……」
翠「炊き込みの具は小豆……いや、この匂いはあんこですか?」
雛「お米にゆで小豆とお砂糖をぶち込んで炊いたのよー」
金「トッピングの苺と金糸卵が食欲をそそるかしらー」
紅「正気とは思えないのだわ」
翠「苺と卵の原色が毒々しですぅ……」
銀「こんなもの食べられるわけないじゃないの」
J「……いや、そうと決め付けるのはまだ早いぞ」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:49:18.73 ID:IdBJdBfiO
- まさか食うのか
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/23(木) 23:57:46.58 ID:qgYIrctgO
- J「この料理、意外といけるかもしれないな」
紅「……あなたの言うことが理解できないわ」
J「考えても見ろよ、食材の組み合わせ的には苺大福とほとんど変わりはないじゃないか」
翠「そうですけど……やっぱりモチとご飯では全然違うですよ」
J「それならおはぎはどうだ?あれはモチというよりご飯に近い。赤飯だって小豆の炊き込みご飯だぞ?」
J「まぁ甘い赤飯というのはアレだがおはぎを形だけ崩したものと思えばそれほどおかしなものでもないだろう?」
紅「そう言われてみれば何だか食べられそうな気がしてきたのだわ」
J「先入観に囚われるな。苺大福だって当初は大福に果物を入れるという発想に世間はドン引きしたものだ」
翠「そうだったんですか?あんなに美味しいのに」
J「能書きはこれくらいにして試食しよう。審査をするのは僕だが晩飯も兼ねてるんだからお前たちも食べていいぞ」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:01:09.02 ID:qAKMiBc0O
- JUMが評論家にw
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:04:00.80 ID:47IMZAb/O
- それにしてもこのJUM、ノリノリである
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:05:03.85 ID:chtUlmhtO
- はむっ、もぐ、もぐ、むぐ…
雛「JUMいい食べっぷりなのー」
金「これは期待できるかしら」
J「……!!」
紅「どうしのJUM?」
翠「いきなり動きが止まってしまいましたね」
J「……」
紅「……」
翠「……」
J「ウ……」
紅「う?」
翠「う?」
J「ウォルェェエエエエエエエエ〜〜〜ッ」ビタビタビタビタ…
金「ぎゃあぁぁぁぁぁ!きたないかしらーー!!」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:06:22.12 ID:qAKMiBc0O
- 無茶しやがって…
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:11:49.65 ID:chtUlmhtO
- 翠「しっかりするですJUM!何か受けるもの……蒼星石、その帽子を貸すですよ!」
蒼「いやだ!これだけは絶対に嫌だ!!」
翠「聞き分けの悪い奴です!しょうがねーからこの洗面器で……」
蒼「あるなら最初から使ってよ」
翠「JUM!今翠星石が介抱してやるですよ!」
翠「う、酢っぱ……!うぉぇぇぇぇぇぇ……」ビチャビチャビチャ
紅「何をしているの二人とも!くっ、この臭い……酢っ……!」
紅「ダワダワダワ……」エレエレエレ
金「きゃあ、みんなしっかりするかしら!」
蒼「近づいちゃダメだ、今行っても二重遭難になるだけだ!」
J「 」
銀「地獄よ……この世の地獄だわ……」 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:18:31.17 ID:chtUlmhtO
- 一時間後――――
パタパタパタ……ガチャ
雛「JUM、お台所の片付け終わったのよ」
J「すまない、手間かけさせて悪かったな雛苺」
金「頭脳派のカナにこういう労働は似合わないかしら」
J「お前は自業自得だろ金糸卵」
紅「全部一人でやらせてもいいくらいだわ金糸卵」
金「無理やり間違えないでほしいかしら。字面が似てるだけで読みは全然違うかしら」
J「うるせーな、お前のせいで皆酷い目にあったんだぞ」
翠「お前の顔に吐きかけてやればよかったですこのおまぬけ」
雛「死ねばいいのにね」
金「(何でカナ一人だけ責められているかしら……)」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:20:09.67 ID:7E9Tu4Oo0
- ヒナも連帯責任じゃないかとwww
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:26:16.42 ID:chtUlmhtO
- J「さて、そろそろ会場に戻るとするか」
紅「あなたまさかまだ続ける気なの!?」
J「当たり前だ。晩飯だってまだだしお前たちだって頑張って作ったんだろう?」
翠「それは、そうですけど……」
雛「JUM、お口直しに苺をどうぞなの」
J「助かるよ、この後の試食審査もしっかりしなきゃいけないからな」
翠「何でそんなにやる気満々なんですか……」 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:32:58.71 ID:chtUlmhtO
- 審査二組目 水銀燈・真紅チーム――――
翠「まだちょっと気持ち悪いですぅ」
蒼「そうだね。JUMくんはどうだい?」
J「ああ、正直僕もあまり今は食べたくないな」
銀「大丈夫よぉ、私の料理なら今のあなたたちでも絶対美味しく食べられるわぁ」
J「言うじゃないか水銀燈、期待してもいいんだな?」
銀「もちろんよぉ。真紅、こっちに運んできなさぁい」
紅「そういう扱いはしないでほしいのだわ」ブツブツ
銀「私の料理はこの……チャーハンよぉ!」
J「チャーハン?」
翠「チャーハンですか?」
金「チャーハンかしら」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:44:18.34 ID:chtUlmhtO
- J「自信満々の割りに何かありきたりだな」
蒼「でも何ともいえないいい香りがするね」
翠「変ですね、さっき戻したばかりで胃がむかむかするはずなのに」
紅「何故かこのチャーハンを口いっぱいにほおばりたいのだわ」
J「もう我慢できん、僕は食うぞ」
銀「たくさん作ったから皆でおあがりなさぁい」
金「それじゃお言葉に甘えるかしら」
雛「ヒナも食べるの、いただきますなのー」 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:46:31.85 ID:chtUlmhtO
- ガツガツムシャムシャ……
紅「なぜかしら、さっきまでとても食べられるような気分ではなかったのに」
J「まるでこの香りに食欲を引き出されるかのようだ」
金「油ものなのに抵抗なくお腹に入っていくかしら」
翠「絶妙のパラパラ感……悔しいけどよくできてますぅ」
蒼「味わいも深いね。特に変わった具は入ってないようだけど何だろうこの旨み」
ガツガツガツガツ……
J「ふぅ、食った……もうこれ以上入らないデブよ」 - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:51:29.87 ID:g1FG/5IrP
- そんなに美味いなら俺も食いたい
- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:53:55.55 ID:chtUlmhtO
- 翠「JUMちょっと食べすぎです、このあと翠星石の料理もあるんですよ」
J「悪い、でもそういう翠星石もかなり食べたじゃないか」
翠「どうしてでしょうね、あんなに食べたのにお腹の調子がさっきよりいいくらいです」
紅「何か気分がすっきりしたのだわ」
J「教えてくれ水銀燈、このチャーハンには何か秘密があるんじゃないか?」
銀「ふふ、いいわよぅ。まずはこれをごらんなさぁい」
J「何だこれ、漫画か?中華……一番?」 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:54:58.10 ID:/86r7ovjO
- なんだ?コメットか?
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:57:09.30 ID:chtUlmhtO
- 銀「私の料理はこの『中華一番!』第5巻の収録されている梅干しチャーハンよ」
紅「梅干し……そういえば少し酸味があったような」
J「何で同じチームのお前が知らないんだよ」
紅「こ、細かいことは気にしないのだわ」
J「(やっぱりコイツ何もしてねーんだな……)」
翠「え〜と……『梅干しの酸味は食欲を引き出してくれる』ですか?」
雛「この漫画に出てくる人、自分の体積と同じくらい食べてるの」
銀「それだけじゃないわ。梅干しは唾液とともに胃液の分泌も高め消化器官の働きを活性化してくれるのよ」
金「胃腸が弱ったときに食べるおかゆにも梅干しを入れるのはそういうことかしら」
銀「そうね、今のあなたたちにはぴったりの食品でしょう?」
J「ああ、お腹がふくれるだけじゃなく気分も良くなってきたよ」 - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 00:59:31.83 ID:chtUlmhtO
- J「味も申し分なかったな」
銀「梅干しは火を通すことで甘みが出て味に奥行きを与えてくれるのよ」
雛「ヒナはウメボシきらいだけどこのチャーハンは美味しかったの」
銀「酸っぱいのが苦手な人は包丁で刻んでよく火を通すと酸味が抑えられて食べやすいわねぇ」
金「西洋人形のくせに何でそんなことに詳しいかしら」
銀「梅干しがあるとおかずに困らないから色々調べて自分で漬けてるのよ」
雛「相変わらず悲惨な生活を送ってるみたいなの……」 - 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:05:18.43 ID:chtUlmhtO
- 審査三組目 翠星石・蒼星石チーム――――
J「最後は翠星石と蒼星石の料理だな」
紅「JUM、あなたもうそんなに食べられないんじゃないの?」
J「さっき調子に乗って食べ過ぎたからな……翠星石たちにはすまないと思ってる」
蒼「それくらのハンデがあった方がちょうどいいんじゃないかな」
J「お前がそこまで言うなんて珍しいな」
蒼「それだけ自信があるということさ、翠星石入魂の一皿だからね」
翠「そういうことです!それじゃあ最後の試食、いってみるですぅ!」 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:10:40.27 ID:chtUlmhtO
- 翠「翠星石たちの料理は和風ハンバーグおろしそポン酢ソース翠星石風ですぅ!」
J「げ、ハンバーグ?」
紅「どうしたのJUM?」
J「だってウチは毎日はなまるハンバーグじゃないか」
J「今日くらい違うものが食べられると思ってたのに、なぁ……?」
紅「私は別に気にしないけど」
雛「ヒナはハンバーグ大好きなのよ」
J「お前らホント飽きないよなぁ」 - 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:15:17.68 ID:chtUlmhtO
- 紅「選択を誤ったわね翠星石、料理はただ美味しければいいというものではないわ」
紅「食べる人が何をを望んでいるか、その配慮を欠いたあなたたちに勝ち目はない」
J「(何もしてないお前が言っても説得力ないけどな)」
翠「勝ち誇るのは試食が終わってからにしてもらいたいですね、ごちゃごちゃ言ってねーで食うですよ」
J「和風ソースか……確かにいつもとは違うけど同じハンバーグには……」パクッ
J「!!」
紅「……JUM?」 - 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:18:34.29 ID:chtUlmhtO
- J「うまい、うまいぞこのハンバーグ!」ハグハグモグ……
銀「なによぅ、ハンバーグはもう飽きたんじゃなかったのぉ?」
金「第一JUMはカナ達の料理で戻した後、水銀燈のチャーハンをお腹いっぱいに食べたかしら」
金「もう食欲なんてほとんど残ってないはずかしら」
雛「はぐはぐ……でもこれ本当においしいのよ」
紅「むぐむぐ……さっぱりしていて軽い。これならいくらでも入りそう」
銀「ちょっと私にも食べさせなさいよ」
金「カナも食べてみたいかしらー」
モリモリモグモグ……
翠「翠星石の狙い通りですぅ♪これはただのハンバーグじゃあねーですよ」 - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:20:22.13 ID:chtUlmhtO
- 紅「もぐ……どういうこフォ?説明してもらえるのでしょうねフい星石」
J「ゲフッ……それは僕も聞きたいな」
紅「ああJUM、もう全部食べてしまったのね」
J「うん、お腹は空いてないはずなのに不思議と入っちゃったんだ」
翠「慌てなくてもちゃんと説明してやるからよく聞くですよ」
翠「そもそもハンバーグ材料である挽肉には普通のお肉より脂肪分の多い部位が使われているのです」
翠「そこが魅力でもあるのですが毎日食べれば当然飽きるし、何より脂っこくてJUMのようなもやしっ子にはちとキツいです」
J「確かにそのときは美味しいと感じても後で胃がもたれたりすることもあるもんな」
翠「まして翠星石たちの試食順は最終組ですからね、そこで翠星石は考えたです」
翠「お腹が空いてなくてもあっさり食べられて胃にもたれない。翠星石が選んだ食材はこのお豆腐ですぅ!」 - 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:24:18.47 ID:chtUlmhtO
- J「豆腐のハンバーグならのりが何度か作ってくれたけどあまり美味しいとは思わなかったな」
雛「ヒナもお肉の方が好きなのよ。お豆腐のハンバーグは水っぽいの」
翠「お豆腐の9割は水ですからね。しっかり水を抜かないと美味しいハンバーグはできねーです」
J「のりはいつも部活が終わってから夕飯の支度をするから十分な時間が取れなかったのか」
翠「使っているお豆腐もいつもとはちょっと違うですよ」
J「そうなのか?」
翠「市販のお豆腐はコスト削減のために豆の量をケチって凝固剤で無理やり固めていることが多いです」
翠「つまりはお豆腐自体が本来より水っぽい味になってきているということですね」
蒼「このお豆腐は翠星石がわざわざ遠くのお豆腐屋さんまで行って買ってきたものなんだよ」
翠「具材の野菜からも水が出ますからね。更に時間ぎりぎりまで重石をして水を抜いておいたです」
銀「ずいぶん手間をかけたものねぇ」 - 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:26:46.82 ID:47IMZAb/O
- 美●しんぼみたいになってきたなw
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:29:52.41 ID:chtUlmhtO
- J「でもこれ豆腐にしてはいい味出てたよな」
翠「そうですね、このままだとただの焼き豆腐みたいな味にしかならんです」
翠「お肉を入れるのもいいですがその分脂っこくなるので今回はパスしました」
翠「コクを出す方法は色々ありますが翠星石が選んだのはこの粉末煮干しです」
J「味噌汁のだしなんかに使うあれか。確かに和風にはよく合うな」
銀「煮干しってだしはよく出るんだけど独特の臭みがあってちょっと使いにくくない?」
翠「タネには生姜をすりおろしてたっぷり混ぜてあるですよ」
翠「更に大葉で包んで焼いてありますからね。臭い対策はバッチリです」
J「そういえば魚臭さとか全然感じなかったな」
翠「お豆腐との相性もいいし味もぐっと引き締まりますよ」
翠「ちなみに生姜にも吐き気を抑える作用があるですよ。漢方では胃のお薬の一つです」
J「ハンバーグひとつに色々考えたもんだ」
翠「元々ハンバーグはJUMの好物ですからね、少し工夫すれば必ず喜んでもらえると思ったですよ」 - 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:38:06.00 ID:chtUlmhtO
- 蒼「今回はソースにもちょっとこだわってみたんだよ」
J「ソース担当は蒼星石か」
蒼「うん。僕の使ったポン酢は水銀燈の梅干と同じく食欲を増進させてくれる」
蒼「でも何より僕が注目したのはこの大根おろしだったんだ」 - 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:38:58.26 ID:g1FG/5IrP
- 大根おろしはいい
実にいい - 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:41:00.50 ID:chtUlmhtO
- 金「確かに大根に含まれるジアスターゼは消化を助け胃もたれを防ぐ、医薬品にも使われるかしら」
蒼「さすがに詳しいね。それじゃあこういう話は知っているかい?」
蒼「ジアスターゼをはじめとする消化酵素は熱を加えることで簡単に壊れてしまう」
蒼「つまりは生の状態で食べるのが一番効果を発揮するということさ」
金「……知らなかったかしら。カナは甘党だから大根にはあまり興味がないかしら」
J「僕も大根自体あまり好きじゃないな、特に生で食べたときのあの辛味が苦手なんだ」
蒼「それは翠星石から聞いていたよ、だから特に辛味の少ない部位を使ったのさ」
銀「知ってるわ、大根は首元(葉に近い部分)が甘くて根元が辛いのよね」
金「水銀燈はピンポイントでおかしなことに詳しいかしら」
銀「庭で栽培してるのよ。葉っぱも食べられるから重宝するわぁ」
蒼「一般的には水銀燈の言うように思われているけれど、実はそれは間違っているんだよ」
銀「え、そうなのぉ?」
蒼「実際には皮に近い部分が辛く芯の部分が甘い。首元の太い部分は皮ぎしの割合が小さいから甘く感じるんだね」
銀「いつも皮ごと食べるから全然気がつかなかったわぁ……」 - 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:45:04.97 ID:chtUlmhtO
- 蒼「今回は芯に近い部分だけを贅沢に使ったんだ」
蒼「そしてこの大根は翠星石が甘いお水で育てたもの、甘みは折り紙つきというわけさ」
銀「もぐもぐ……ファしかにこのソース美味しいわぁ。おかわりフィてもいいかしブァ?」
蒼「どうぞ。気に入ってもらえて嬉しいよ」
蒼「どうかな。僕の作った和風ソース、JUM君にも満足してもらえたかな?」
J「ああ、ハンバーグとの相性も抜群だったよ」
紅「翠星石の調理の腕と蒼星石の博識があってはじめてできる料理ということね」
蒼「更に付け加えるなら翠星石のJUMくんに対する細やかな心配りあってこそ、かな?」
翠「よ、よけいなことは言うなですぅ」
金「はぁ……今回はアイディアの時点で既に負けていたかしら……」
雛「策士涙目wwwwwwwwwww」
J「(この二人は組み合わせの時点で負けてたよな)」 - 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:49:35.67 ID:chtUlmhtO
- 審査終了――――
J「それじゃあ結果の発表だな、まずは優勝チームから」
J「ま、さっきの雰囲気でわかると思うが今回は翠・蒼チームの優勝だ」
銀「はぁ……あれだけ苦労して結局くんくんは手に入らなかったのね」
金「カナはもう疲れたかしら」
蒼「やったね翠星石。僕たちが優勝だって」
翠「とーぜんですぅ!翠星石と蒼星石が組んで負けるわけねーですよ!」
J「賞品のくんくん変身セット限定2Pカラーだ」 - 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 01:57:19.29 ID:chtUlmhtO
- 紅「くんくん……くやしいのだわ」
翠「ふふ〜ん♪真紅の心がけ次第では少しくらい使わせてやらんこともないですよ?」
紅「本当なの翠星石!?くんくんを貸してもらえるなら何でもするのだわ!」
翠「お手」
紅「わんっ!」
翠「おすわり」
紅「わんわんっ!」
翠「ちんちん」
紅「はっ、はっ、はっ……!」
雛「完全に自分を見失ってるの」
蒼「くんくん……これで僕もくんくん///」ギュッ
金銀「帰りてェ〜……」 - 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:02:38.18 ID:qAKMiBc0O
- 腹へってきた
- 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:05:00.18 ID:chtUlmhtO
- J「最後に最下位だ。同時に罰ゲームも発表するのでその場で実行してもらう」
金「罰ゲーム!?聞いてないかしら!」
J「言ってないからな、僕があれだけ酷い目にあったんだからお前らにも同じ思いをしてもらう」
金「ちょ……何でもうカナたちが最下位前提で話が進んでいるかしら」
J「当たり前だ、他の2組は真面目に料理してたってのにあの地獄もんじゃは何なんだよ!」
金「勝手にもんじゃにしたのはJUMかしら」
J「あんな不味いもの食わされたら誰だってああなるわ」
金「むぅ〜……この策士・金糸雀の作った料理が美味しくないはずがないかしら!」
金「JUMの味覚の方がおかしいかしら!」
J「(策士関係ねーだろ)そうか、じゃあ罰ゲームもお前にとっては何も問題ないというわけだ」
金「えっ……?」
J「聞いてなかったのか?僕は『同じ思いをしてもらう』と言ったんだぞ」
J「お前らの作ったあの料理をお前ら自身に処分してもらう、それが罰ゲームだ」 - 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:10:13.80 ID:chtUlmhtO
- 紅「いいわね、私達がどれほど苦しい思いをしたか少しはわかるというものだわ」
金「カ、カナはレディだから人前で嘔吐とか無理かしら」
翠「往生際が悪いですよ、自分で作ったものの始末くらい自分でするですぅ、ねぇ蒼星石」
蒼「え?う、うん……それは、そうだけど」
銀「さっさとしなさいよぉ、私はもう帰りたいのよ」
金「うぅ、味方不在かしら……」
金「そうだ、雛苺!雛苺も何とか言ってやるかしら!」
雛「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
J「なんだと……!?」 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:11:26.92 ID:7E9Tu4Oo0
- 雛苺は今日も最凶ファイターか・・・
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:14:11.95 ID:chtUlmhtO
- ガツガツモリモリ
紅「うぷっ、この甘ったるいにおい……そばに寄るだけで吐き気がするわ」
金「ひ、雛苺、あなたそんなもの食べて本当に大丈夫なの?」
雛「らぁいじょうぶフッ!金糸雀のぶんブフォ、ちゃんと残してあるブフェ……!!」
金「ちょっと!食べながら喋るのはおやめなさい、なか身が飛び散ってきたな……アズキ臭いかしら!」
雛「エフッ!エフッ!」
紅「さぁ、パートナーの雛苺がこれほどがんばっているのだからあなたも諦めて食べるのだわ」
翠「ちゃっちゃと食べて終わらせるですよ」
銀「今日はさんざんだったけど最後に面白いものが見れそうだわぁ」
金「うぅ……もう覚悟を決めるしかないかしら」 - 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:17:34.82 ID:chtUlmhtO

- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:24:00.88 ID:PjzsEA4r0
- >>96
これは美味い - 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/24(金) 02:25:34.30 ID:47IMZAb/O
- オチそうきたかwwwwwwwww
金糸雀「今夜はお鍋にするかしら」真紅「ジュン、相談があるのだけど」
雛苺「ハーミットパープルッ!」
カパッ
「1.4カラットの……結婚指輪……」
「奇跡が起こる」><関係ないAAに洋楽タイトルをつけるスレ原子心母がCDのジャケットネタということにようやく気づいた新しいAA出来たよー (公 )ナムナム